三菱電機 高圧配電制御機器 進相コンデンサ設備 放電コイル 高価買取
目次
はじめに
当ブログでは、三菱電機の高圧配電制御機器、進相コンデンサ設備、放電コイルの高価買取についてご紹介します。これらの製品は、電力供給の効率化と安定性を向上させるために重要な役割を果たしています。近年、省エネルギーや電力品質の向上に対する関心が高まる中、これらの機器の重要性はますます増しています。
三菱電機は、長年にわたり高品質な電気機器を提供してきた信頼のブランドです。その製品は、高い信頼性と効率性で知られており、多くの産業分野で広く使用されています。もしこれらの機器をお持ちで、売却を検討されている方は、ぜひ当社の買取サービスをご利用ください。私たちは、お客様の機器を適正価格で買い取り、リサイクルや再利用を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
高圧配電制御機器
三菱電機の高圧配電制御機器は、電力供給の信頼性を確保するために設計されています。これらの機器は、高圧電力系統の制御、保護、監視を行い、安定した電力供給を実現します。以下に、代表的な製品とその特徴を紹介します。
VF-8Dシリーズ
VF-8Dシリーズは、最新の技術を取り入れた高圧真空遮断器です。主な特徴は以下の通りです：
- コンパクトな設計で省スペース化を実現
- 高い遮断性能と信頼性
- 長寿命設計による維持管理コストの低減
- 環境に配慮した製品設計
VF-13Dシリーズ
VF-13Dシリーズは、耐久性と効率性を兼ね備えた高圧真空遮断器です。主な特徴は以下の通りです：
- 高い遮断容量と操作信頼性
- 優れた絶縁性能
- 簡易な保守点検が可能な設計
- 多様な保護機能の搭載
VPRシリーズ
VPRシリーズは、特別高圧に対応した真空遮断器です。主な特徴は以下の通りです：
- 高電圧・大容量系統に対応
- 高速遮断による系統保護の強化
- 優れた耐環境性能
- 高度な監視・診断機能の搭載
Kシリーズ
Kシリーズは、薄型設計で省スペースを実現した高圧盤用機器です。主な特徴は以下の通りです：
- コンパクトな設計によるキュービクルの小型化
- 高い信頼性と安全性
- 簡易な据付と保守
- 豊富なラインナップによる多様なニーズへの対応
進相コンデンサ設備
進相コンデンサ設備は、電力の力率を改善し、エネルギー効率を向上させるために使用されます。三菱電機の進相コンデンサ設備は、高い品質と信頼性で知られています。以下に、代表的な製品とその特徴を紹介します。
KL-8形 高圧進相コンデンサ〈油入自冷式〉
KL-8形は、6600Vの回路電圧に対応した高圧進相コンデンサで、油入自冷式の設計となっています。主な特徴は以下の通りです：
- 高い絶縁性能と冷却効果
- 長寿命設計による安定した運用
- コンパクトな設計による省スペース化
- 環境に配慮した絶縁油の使用
ガス封入式進相コンデンサ
ガス封入式進相コンデンサは、環境への配慮と安全性を重視した製品です。主な特徴は以下の通りです：
- 不燃性ガスの使用による高い安全性
- メンテナンスフリーの設計
- 優れた耐環境性能
- 長寿命設計による運用コストの低減
放電コイル
放電コイルは、コンデンサの放電時間を短縮し、効率的な電力供給をサポートします。三菱電機の放電コイルは、高い性能と信頼性を誇ります。以下に、代表的な製品とその特徴を紹介します。
Q-PAC-2B形
Q-PAC-2B形は、短時間でのコンデンサの再充電が可能な放電コイルです。主な特徴は以下の通りです：
- 高速放電による安全性の向上
- コンパクトな設計による省スペース化
- 高い耐久性と信頼性
- 幅広い容量範囲に対応
DC-1B形 進相コンデンサ用放電コイル〈乾式モールド〉
DC-1B形は、乾式モールド構造を採用した放電コイルです。主な特徴は以下の通りです[4]：
- 乾式モールド構造による高い安全性
- 6600Vおよび3300Vの回路電圧に対応
- 50Hz/60Hz両用設計
- 1000kvarの放電容量
- 優れた絶縁強度（6600V用：22kV商用周波、60kV雷インパルス）
- コンパクトな外形寸法（395×235×170mm）
進相コンデンサ設備の導入効果
進相コンデンサ設備の導入には、多くの利点があります。主な効果は以下の通りです[5]：
1. 電気料金の削減
力率改善により、電気料金の基本料金が割引されます。多くの電力会社では、力率が85%を超えると、その超過分に応じて基本料金が割引されます。
2. 設備の有効利用
力率改善により、流れる電流が低減されることで、電線路を有効利用できます。また、変圧器容量の余裕を生み出すなど、受電設備の有効利用が図れます。
3. 電圧降下の低減
力率改善により、電流が減少するため、配電線路での電圧降下が低減されます。これにより、末端機器での電圧低下が改善され、機器の性能向上や寿命延長につながります。
4. 電力損失の低減
電流の減少に伴い、配電線路での電力損失（I²R損失）が低減されます。これにより、エネルギー効率が向上し、省エネルギーに貢献します。
5. 設備容量の削減
新設の場合、力率改善により必要な受電設備容量を小さくすることができます。これにより、初期投資コストの削減が可能となります。
進相コンデンサ設備の選定方法
進相コンデンサ設備の適切な選定は、効果的な力率改善のために重要です。以下に、選定の基本的な手順を示します[1]：
1. 負荷の力率測定
まず、現在の設備の力率を測定します。これにより、必要な改善量を把握することができます。
2. 目標力率の設定
一般的に、95%〜98%が目標力率として設定されます。ただし、過補償にならないよう注意が必要です。
3. 必要容量の計算
以下の式を用いて、必要なコンデンサ容量を計算します：
「コンデンサ容量（kvar）＝ 負荷容量（kW）× 設置容量係数 kθ（表）」
ここで、設置容量係数kθは、現在の力率と目標力率に基づいて決定されます。
4. 設備構成の決定
計算された容量に基づいて、適切な容量のコンデンサユニットを選択し、設備構成を決定します。
5. 特殊要件の考慮
高調波の存在や特殊な負荷特性がある場合は、それらを考慮した選定が必要です。必要に応じて、直列リアクトルの追加なども検討します。
設置時の注意点
進相コンデンサ設備の設置には、以下の点に注意が必要です：
1. 設置場所の選定
- 十分な換気が確保できる場所を選択
- 直射日光や高温多湿を避ける
- 保守点検が容易に行える場所を選ぶ
2. 安全性の確保
- 適切な接地工事を行う
- 過電流保護装置を設置する
- 放電コイルを適切に設置し、残留電荷による危険を防止する
3. 配線と接続
- 適切な太さの電線を使用する（コンデンサの定格電流の1.5倍に耐える電線）
- 端子への接続は確実に行い、緩みがないことを確認する
- 相順を正しく接続する
4. 制御システムの設定
- 適切な制御システムを導入し、力率の自動調整を行う
- 高調波対策として、直列リアクトルの設置を検討する
- 定期的な点検とメンテナンスを計画する
メンテナンスと寿命
進相コンデンサ設備の長寿命化と安全運用のためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。以下に、主なメンテナンス項目とその重要性を解説します[4]：
1. 定期点検
定期的な点検を行うことで、異常の早期発見と対策が可能となります。特に、以下の点に注意して点検を行います：
- 絶縁抵抗の測定
- 接続部の緩みや腐食の確認
- 冷却装置の動作確認
- 放電コイルの機能確認
2. 絶縁油の管理
油入自冷式進相コンデンサの場合、絶縁油の状態を定期的にチェックし、必要に応じて交換します。絶縁油の劣化は、コンデンサの性能低下や故障の原因となります。
3. 高調波対策
高調波の影響を受けやすい設備では、直列リアクトルの設置やフィルタリング装置の導入を検討します。高調波対策を行うことで、設備の寿命延長と安定運用が期待できます。
4. 保護装置の点検
高圧限流ヒューズ（PF）や過電流リレー（OCR）などの保護装置の動作確認を定期的に行います。これにより、故障時の二次災害を防止し、安全性を確保します。
買取プロセス
当社の買取プロセスは非常に簡単です。以下の手順でお進みください：
- お問い合わせフォームからご連絡
- 製品の査定
- 買取価格の提示
- 製品の引き取りとお支払い
まず、お問い合わせフォームからご連絡いただき、売却を希望する機器の詳細情報をお知らせください。次に、専門スタッフが機器の状態を査定し、適正な買取価格を提示いたします。買取価格にご納得いただけましたら、引き取りの日程を調整し、機器の引き取りとお支払いを行います。
お問い合わせ
買取に関するご質問やご相談は、無料査定はこちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。
